家事代行バイトは副業で稼げるのか?時給相場と働くメリット・デメリットを解説

その他
記事内に広告が含まれています。
項目評価
難易度3.0
稼ぐまでのスピード4.0
副業で稼げる金額3.0
副業おすすめ度3.5

家事代行は、日常生活の家事スキルをそのまま仕事に活かせる副業です。

主婦・主夫やWワーカーに人気の副業で、家事スキルがあるなら単発バイトよりも効率良く稼げるでしょう。

そこでこの記事では、家事代行で働くメリット・デメリットと時給相場について紹介します。

あなたに合った副業なのかチェックしていきましょう!

家事代行とは

家事代行とは

家事代行とは、お客さんの自宅に訪問して家事を代行するサービスのことです。

家政婦さんと違い、あくまで家事のサポートが仕事になるため、契約内で決められた作業のみを行えばそれで構いません。

普段家事をしている主婦・主夫は、家事スキルをそのまま活かして仕事ができますね♪

家事代行の仕事内容

家事代行の仕事内容

【家事代行の主な仕事内容】

  • 掃除(部屋、水回り、庭など)
  • 料理代行
  • 食器洗い
  • 洗濯全般
  • 買い物
  • ゴミ出し

他にも、業者によってはベビーシッターや引っ越し手伝いなども業務に含まれます

サービス登録時にヒアリングがあるので、できない仕事があれば伝えておきましょう。

ハウスクリーニングや介護・医療行為、マッサージなどは断れるようになっています。

あくまで家事の範囲内と考えてOKです。

家事代行の時給相場

家事代行の時給相場

家事代行の時給相場は、1,100円~1,500円くらいです。

スキルが高ければその分時給も高くなるし、リピーター獲得やお客満足度が高いと昇給制度があったりもします。

また、地域によって時給相場が異なるため、複数のサービスに登録したうえで検討することをおすすめします。

家事代行の仕事時間

家事代行の仕事時間

週1日2~3時間程度からフルタイムまで、あなたの希望に応じて働けます

なかには土日のみ働く人、隙間時間のみ働く人などもいるので、時間帯については業者と打ち合わせをしてみてください。

稼ぎたいからといって、無理にシフトを埋めすぎないよう注意してください

当日キャンセルが相次ぐと信用をなくすので、確実に働ける日時のみ仕事を入れましょう。

家事代行に必要なスキル・資格

家事代行バイトに必要なスキル・資格

家事代行に必要な資格

家事代行バイトに資格はいりません。しかし、役立つ資格は存在します。

【家事代行バイトに役立つ資格】

  • 整理収納アドバイザー
  • 3Sコーディネーター
  • クリーニングインストラクター
  • 調理師
  • 栄養士・栄養管理士

専門の知識・スキルを持つことで、昇給につながるかもしれません。

また、転職・キャリアアップのチャンスも芽生えてくるので、興味がある人は資格取得を目指してみましょう。

家事代行に必要なスキル

一般的な家事スキルがあれば、特別なスキルは必要ありません

未経験からチャンレンジしている人が多い業界なので、今あるスキルを伸ばしていく気持ちで臨んでいきましょう。

家事代行で働くメリット

家事代行バイトのメリット

家事代行で働くメリットは、以下の通りです。

  • やりがいがある
  • 勤務時間の融通が利きやすい
  • 新たな家事スキルが身に付く

それぞれ見ていきましょう。

やりがいがある

家事代行は、やりがいが感じられる仕事です。

【家事代行で感じられるやりがい】

  • 利用者から感謝される喜び
  • 利用者の希望に応えられた時の達成感
  • 新たなスキルが身に付いた実感
  • リピーターが付いた時に芽生えるやる気

家事代行は「忙しくて家事ができない」「高齢で家事ができない」「家事が苦手」といったお客さんが多いです。

あなたにとっては何気ない家事の1つでも、お客さんからすればありがたいんですよね。

お互い「ありがとう」を伝えられる価値ある仕事なので、感じられるやりがいは高いといえます。

勤務時間の融通が利きやすい

何よりのメリットは、勤務時間の融通が利きやすいこと。

子供の送り迎えまでの時間を仕事に充てるのも良し、本業の隙間時間で働くのも良しです。

Wワーカーに持ってこいの副業といえますね♪

新たな家事スキルが身に付く

家事代行で働くと、新たな家事スキルと知識が自然と身に付きます

【家事スキルが身に付く理由】

  • 登録時の研修・説明会で有益な情報が知れる
  • 同僚スタッフと意見共有ができる
  • お客さんのご要望にも豆知識が隠れている
  • 日々の経験から自然とスキルアップしていく

新たな発見は、意外と嬉しいものです。

掃除や料理、洗濯などのスキルアップができることで、あなたの家庭の満足度まで高まるかもしれませんよ♪

家事代行で働くデメリット

家事代行バイトのデメリット

家事代行で働くデメリット・注意点は、以下の通りです。

  • 客の質に差がある
  • 汚部屋に当たるケースがある
  • 仕事に慣れるまできつい
  • 地域によっては仕事が少ない

一度目を通したうえで、働くかどうか検討してください。

客の質に差がある

家事代行のお客さんの質にはかなり差があります

サービス内容をそもそも理解していない人、お客様は神様だと思っている人、出会い目的で依頼している人もいるのが現実です。

【質の悪いお客さんによくあるトラブル】

  • 契約内容以外のサービスを無茶振りされた
  • 暴言・セクハラ・パワハラ
  • 連絡先を執拗に聞いてくる

あまりにも対応が悪いときは、遠慮せずに登録しているサービス・業者に報告してください。

汚部屋に当たるケースがある

汚部屋、いわゆるゴミ屋敷状態のお部屋に当たるケースもあります。

害虫や生ごみ、足の踏み場すらないお部屋でお仕事はしたくないですよね…。

家事ができない・苦手な人が依頼する以上、お部屋の状態はあまり期待しない方が良いかもしれません。

あまりにもお部屋の状態が酷い場合、業者によってはお断りを入れているようです。

汚部屋が苦手な人は、あらかじめ断りを入れられる業者を選ぶと良いでしょう。

仕事に慣れるまできつい

家事代行は、仕事に慣れるまで結構きついです。

【家事代行のきつさ】

  • 数時間動きっぱなし(普段1日かける家事を凝縮して作業するため)
  • お客さんの期待とスタッフの認識の相違(クレームにつながる)
  • お客さんの要望が細かい(方法、順番、置き位置など)
  • 料理の味付け

肉体的負担はいずれ慣れるかもしれませんが、お客さんとの認識のズレだけはネックとなるポイントです。

ヒアリングシートを使用するなどして、対応していきましょう。

地域によっては仕事が少ない

家事代行は、地方になると依頼者が少ない傾向にあります。

競争率も高くなるので、住まいによっては仕事がなかなか見つからないかもしれません。

とはいえ、超高齢化社会の影響で高齢者が増加していくのが現実。介護保険を利用できない高齢者の家事代行依頼は今後増えていくと予測されています。

早めにスキル習得をしておくことで、将来安定的な収入が得られる可能性は全然あるでしょう。

仕事の依頼を多く獲得したい人は、なるべく大手サービスに登録することをおすすめします。

家事代行の副業が向いている人の特徴

家事代行の副業が向いている人

家事代行の副業に向いているのは、以下の特徴に当てはまる人です。

  • 家事が得意・嫌いじゃない人
  • コミュニケーションが得意な人
  • はっきりと断れる人
  • 潔癖症じゃない人

内容を見ながら、自分に当てはまるかチェックしてみてください。

家事が得意・嫌いじゃない人

家事が得意な人はもちろんですが、嫌いじゃない時点で家事代行は向いています

そもそも、掃除や洗濯、料理って経験を積むごとに慣れていくんですよね。だって、仕事を覚えるのと一緒で作業の一環ですから。

結果、家事が苦手だった人でも得意に変わっていけるんですが、嫌いとなれば話は別です。

面倒くささから家事が雑になってしまう、手を抜いてしまう、そして最終的にお客さんの期待に反した仕事になってしまいます。

家事をすることに抵抗がないなら、最低条件はクリアしているといえるでしょう。

コミュニケーションが得意な人

結構大事なのが、コミュニケーション能力の高さです。

コミュニケーションが得意な人は、お客さんのご要望を上手に聞き出せます。加えて、相違があった際にお客さんが言いやすい環境を作れるのも特徴の1つ。

「じゃあコミュ障の私じゃ無理だ…」なんて思ったかもしれませんが、そんなことはありません。

必要な質問事項をリストアップしておき順番通りに質問していけば、円滑なコミュニケーションを築くことが可能です。

後は、会話に比重を置くのではなく笑顔を第一に意識してみてください。

気持ちの良い対応が相手に伝われば、自然と会話が弾んでいきますよ♪

はっきりと断れる人

一方で、はっきりと断る勇気も大切です。

禁止されている行為、契約外の作業など、断らなければならない場面は多々出てきます。

トラブルを回避するために「まあ今回だけなら…」と許してしまうと、相手はさらに過度な要求までしてくるかもしれません。

また、別のスタッフに「あの人はやってくれたよ?」とトラブルにつながる可能性まで出てきます。

断る勇気は持っておきましょう。

潔癖症じゃない人

家事代行は、潔癖症だとまず仕事ができません

【家事代行を依頼する部屋の状況例】

  • 埃や髪の毛、ゴミが床に落ちている
  • 机・壁がべたべたしている
  • いつのかわからない食器が洗い場にある
  • 冷蔵庫の中に賞味期限切れの食材がある
  • 害虫・コバエがいた
  • その家独特の匂いがする

汚部屋ほどじゃないにしても、ちょっとした散らかった部屋に足を踏み入れなければなりません。

他人の家・物に触ることに抵抗がない人は、家事代行に向いているといえます。

家事代行の副業によくある質問

家事代行の副業によくある質問
Q
家事代行の副業は確定申告って必要?
A

個人事業主として副業する場合は確定申告が必要です。

一方派遣・パートの場合は、会社が年末調整をしてくれるのであれば確定申告は不要となります。

Q
料理が苦手なんだけどどうしたらいい?
A

業者によっては料理以外の家事代行も可能です。

逆に、料理専門で働く人もいるので、登録する業者を厳選して探すことをおすすめします。

Q
女性・主婦が働く上での注意点は?
A

出会い目的の男性がいる点です。

2~3時間7,000円~10,000円と比較的安い料金で女性と顔合わせできるので、サービスそっちのけで会話をしようとする男性客がいます。

不信感や怖さを感じた際には、遠慮せずに登録しているサービスへ報告しましょう。

Q
男性・主夫でも需要はある?
A

男性・主夫の需要は高いです。

女性では厳しい力仕事は男性しかできないし、現代社会は家事ができる男性が増えています。

実際に、家事代行の男性比率は約40%と高い割合をたたき出しています。

まとめ

家事代行は副業でおすすめ?って聞かれると…本業の隙間時間が多い人にはかなりおすすめといえます。

後は、家事が嫌いじゃないかですね。特別抵抗がないのであれば単発バイトより効率良く稼げるし、仕事を多く入れれば月30万円だって目指せます。

今後は需要が高まると予測されるので、興味がある人は今のうちからチャレンジしてみましょう。

コメント